■ 撮影データ
名 称:マルカリアンチェーン(Markarian’s Chain)
鏡 筒:So7ED70FF
赤道儀:JUWEI-14
カメラ:ZWO 6200MC Proフルサイズ(Qbandフィルター)
露出時間:5分 × 20枚(合計100分)
撮影日:2026年2月14日
■ マルカリアンの鎖とは
地球からの距離:6,000万光年
マルカリアンチェーン(Markarian’s Chain)は、おとめ座銀河団の中心部付近で、十数個の銀河が約1.5度にわたって緩やかな弧を描くように鎖状に連なって見える、非常に美しい天体の密集領域です。特に明るいM84とM86が中心的なペアとして知られています。
■ この天体のみどころ
天体写真は一つの星雲や銀河を主役にしますが、マルカリアンの鎖の主役は「群像劇」です。
巨大な楕円銀河M84とM86を起点に、レンズ状銀河や渦巻銀河が弧を描いて並ぶ姿は圧巻です。
■ 「点」ではなく「面」で楽しむ銀河観測
一つの銀河をじっくり眺めるのもいいですが、この「鎖」の魅力は、一度に10個以上の銀河を同じ視野に捉えられる贅沢さにあります。肉眼では「淡い光のシミ」が点在する不思議な光景、写真では「島宇宙が並ぶ絶景」として、二度の感動を味わえますよ。

